読書は勉強の息抜き?

小学生のとき、勉強の息抜きに読書しているという声が多くて、頭の良い人はそうなんだなと漠然と思ってた。だけど、これは本当に本が好きなだけだったんだなと、10年越しにようやくわかった。


小学生のときの自分は、文字を読むこと=勉強すること、に近い意識を持っていたんだと思う。実際には物語に触れることが息抜きになるんだと気づく。


文字ばかりだと疲れる、というのもその一因になっていたと思う。だからマンガしか読んでなかった。マンガは疲れなくていつまでも読んでいられた。漢字の勉強にもなった。


あとは、これ読みなさい、とか指示を出されて読むことが多かったからというのもある。国語の文章題で出たことがあるから、とかそういうので読書=勉強という意識が強かった。


人から指示されるんじゃなくて、自分が読みたいと思った物語に触れる、っていうことが息抜きになるし、楽しく読書ができるんだと思う。


だから、面白そうだと思ったらすぐに手を出して触れたい。それが結果的に自分とは合わない作品だったとしても、読んだことは無駄にはならないと思う。それもまた、ひとつの苦い経験だ。


読みたいモノを読む。これを続けていきたい。