「リズと青い鳥」ネタバレ感想

リズと青い鳥」を再度見たのでネタバレ込みで感想を書いてみようと思う。

 

 

2期まで終わりいよいよ2年生編が始まるといったところでまさかの原作から切り抜いてのこのスピンオフ。原作よりも鎧塚みぞれと傘木希美の心情に寄り添った物語になっていて、リズと青い鳥の対比がより鮮明に明確に描かれている。

みぞれ=リズ、希美=青い鳥、として物語は進行していく。リズは青い鳥と出会い日々の生活に彩りが加わったように、みぞれは希美と出会い世界が広がっていく。私はそう思って、そう決めつけて、この物語を見ていた。

 

しかしながら実際には、みぞれ=青い鳥、希美=リズ、でありこの反転が起きる瞬間から目が離せなくなる。この反転の後に、練習が始まる直前に滝先生にオーボエソロパートからやらせてほしいとみぞれが希望する。このとき、ああもう青い鳥は飛び立つしかないんだ、と嬉しくもあり悲しくもあった。それまでのみぞれと希美の不安定さについにここでピリオドが打たれ決定的瞬間を迎えてしまった。

 

圧巻のみぞれのソロパートののちふたりは対面するのだが、ここでみぞれから希美への今までの気持ちが溢れる。もしかしたらここは今までのこと全てを希美に感謝し、別れを告げるようなことをしようとしていたのかもしれない。希美自身をいかに好きでいるかを全力でぶつけていたみぞれに対しただひとこと「みぞれのオーボエが好き」。全身に衝撃がはしる。あくまでもオーボエ。希美の回答はここにあった。

 

みぞれ=青い鳥は確かにとても納得できるし、それがわかるような形で物語も進んでいたと思う。ところがここにきて私は希美=リズ、というよりは希美をどう捉えたら良いのかがわからなくなってしまった。彼女の心情は多くは語られず、その行動からでしか推測することができない。これがまた非常に難しい。一貫した行動なのではなくずっと不安定に揺れ動いていて、それがまた彼女の迷いを表しているのかもしれないと何となく感じた。現に進路調査票を彼女もまた白紙で提出しているのである。と分かったような感じなのはこの部分だけで、彼女の心情はとても難しい。

 

この「リズと青い鳥」が2年生編でこれが物語の一部分でしかないことを恐ろしく思う。そしてこのときの部長は吉川優子である。物語は誓いのフィナーレへ。

2023年読んだ本

2023年上半期
1月
1. 橘公司デート・ア・ライブ 十香デッドエンド』
2. 三河ごーすと『友達の妹が俺にだけウザい』
3. 橘公司デート・ア・ライブ2 四糸乃パペット』
4. 三河ごーすと『友達の妹が俺にだけウザい2』
5. 橘公司デート・ア・ライブ3 狂三キラー』
6. 三河ごーすと『友達の妹が俺にだけウザい3』
7. 橘公司デート・ア・ライブ4 五河シスター』
8. 三河ごーすと『友達の妹が俺にだけウザい4』
9. 三河ごーすと『友達の妹が俺にだけウザい5』
10. 三河ごーすと『友達の妹が俺にだけウザい6』
11. 西条陽『わたし、二番目の彼女でいいから。5』
12. 三河ごーすと『友達の妹が俺にだけウザい7』
13. 三河ごーすと『友達の妹が俺にだけウザい8』
14. 三河ごーすと『友達の妹が俺にだけウザい9』
15. 三河ごーすと『友達の妹が俺にだけウザい10』
16. 白鳥士郎りゅうおうのおしごと!16.5 〜あねでしのおしごと!〜』
17. 遠坂八重『ドールハウスの惨劇』
18. 橘公司デート・ア・ライブ5 八舞テンペスト
19. 青柳碧人『名探偵の生まれる夜 大正謎百景』
20. リチャード・パワーズ『惑う星』
21. 連城三紀彦『黒真珠 恋愛推理コレクション』
22. 松崎有理『シュレーディンガーの少女』
23. 半田畔/田中靖規『サマータイムレンダ2026 小説家・南雲竜之介の異聞百景』
24. 村瀬継弥『僕の推理とあの子の理屈』
25. 矢崎存美『幽霊は行方不明 Dear My Ghost』
26. 矢崎存美『幽霊は身元不明 Dear My Ghost II』
27. 矢崎存美『幽霊は生死不明 Dear My Ghost III』
28. 平石貴樹『だれもがポオを愛していた』
29. 三津田信三『厭魅の如き憑くもの』
30. 藍藤唯『完璧な俺の青春ラブコメ 1. ぼっち少女の救い方』
31. 『東大に名探偵はいない』
32. 土橋真二郎『AIに負けた夏』
33. 西尾維新悲鳴伝
34. 神鍵裕貴『十二月、君は青いパズルだった』
2月
35. 平林佐和子/戸塚慶文『アンデッドアンラック 不揃いなユニオンの日常』
36. 静月遠火『ボクらのキセキ』
37. 鴨志田一Just Because!
38. キム・チョヨプ『わたしたちが光の速さで進めないなら』
39. 西尾維新『キドナプキディング 青色サヴァン戯言遣いの娘』
40. 水鏡月聖『僕らは『読み』を間違える2』
41. 『百合小説コレクションwiz』
42. 榛名丼『レプリカだって恋をする。』
43. 渡航やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。結2』
44. 奈須きのこ空の境界 the Garden of sinners 上』20周年記念版 通常版
45. 奈須きのこ空の境界 the Garden of sinners 下』20周年記念版 通常版
46. 奈須きのこ空の境界 未来福音 終末録音』20周年記念版 通常版
47. 蒼機純『週末同じテント、先輩が近すぎて今夜も寝れない。2』
48. 城平京『虚構推理短編集 岩永琴子の密室』
49. なみあと『占い師オリハシの嘘2 偽りの罪状』
50. 衣笠彰梧ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編9』
51. 木ノ原詠『幽霊列車とこんぺい糖 メモリー・オブ・リガヤ』
52. 桃野雑派『星くずの殺人』
53. 陸秋槎『ガーンズバック変換』
3月
54. 米澤穂信『愛蔵版<古典部>シリーズⅠ 氷菓愚者のエンドロール
55. 麻耶雄嵩『化石少女と七つの冒険』
56. 四季大雅『ミリは猫の瞳のなかに住んでいる』
57. 倉知淳『大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル』
58. 木緒なち『ぼくたちのリメイク12 「おかえりなさい」』
59. 森晶麿『黒猫と語らう四人のイリュージョニスト
60. 宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』
61. 斜線堂有紀『回樹』
62. 雨森たきび『負けヒロインが多すぎる!5』
63. 冬条一『高嶺の花には逆らえない3』
64. はやみねかおる『都会のトム&ソーヤ⑳ トムvs.ソーヤ』
4月
65. 紙城境介『継母の連れ子が元カノだった10 手を伸ばせれば君がいる』
66. 西尾維新『怪人デスマーチの退転』
67. 一穂ミチ『うたかたモザイク』
68. 真紀涼介『勿忘草をさがして』
69. テス・シャープ『詐欺師はもう噓をつかない』
70. 五条紀夫『クローズドサスペンスヘブン』
71. 須藤古都離『ゴリラ裁判の日』
72. 森川智喜『キャットフード』
73. 森川智喜『スノーホワイト
74. 森博嗣『君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?』
75. 高島雄哉『ランドスケープと夏の定理』
76. 石川博品『冬にそむく』
77. 五十嵐律人『魔女の原罪』
78. 石川博品メロディ・リリック・アイドル・マジック
79. 水原佐保『青春俳句講座 初桜』
80. 杉井光『世界でいちばん透きとおった物語』
81. 夕木春央『時計泥棒と悪人たち』
82. 玩具堂『CtG ─ゼロから育てる電脳少女─』
83. 玩具堂『CtG ─ゼロから育てる電脳少女─2』
84. 玩具堂『CtG ─ゼロから育てる電脳少女─3』
85. 石川博品『先生とそのお布団』
86. 石川博品『四人制姉妹百合物帳』
87. 石川博品耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』
5月
88. 石川博品耳刈ネルリと奪われた七人の花婿』
89. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!
90. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!2』
91. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!3』
92. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!4』
93. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!5』
94. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!6』
95. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!7』
96. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!8』
97. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!9』
98. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!10』
99. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!11』
100. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!12』
101. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!13』
102. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!14』
103. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!15』
104. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!16』
105. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!17』
106. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!18』
107. 松智洋パパのいうことを聞きなさい!after1』
108. 千羽カモメ『正捕手の篠原さん』
109. 石川博品耳刈ネルリと十一人の一年十一組』
110. 石川博品『クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門』
111. 石川博品後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール』
112. 石川博品後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール2』
113. はやみねかおる『怪盗クイーン NYでお仕事を バトルロイヤル前編』
114. 石川博品『ボクは再生数、ボクは死』
115. 杉井光『楽園ノイズ6』
116. 石川博品『明日の狩りの詞の』
117. 大崎梢『27000冊ガーデン』
118. 似鳥鶏『育休刑事 (諸事情により育休延長中)』
119. ヘザー・ヤング『円周率の日に先生は死んだ』
120. 和田正雪『夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない』
121. 西尾維新『戦物語』
122. 新名智『きみはサイコロを振らない』
123. 中西鼎『たかが従姉妹との恋。2』
124. 来生直紀『霧桜に眠る教室で、もう一度だけ彼女に会いたい』
125. 河野裕『愛されてんだと自覚しな』
126. 早坂吝『しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人』
127. 古野まほろ『ロジカ・ドラマチカ』
128. 森川智喜『動くはずのない死体 森川智喜短編集』
129. 深緑野分『空想の海』
6月
130. 弥生小夜子『蝶の墓標』
131. 大滝瓶太『その謎を解いてはいけない』
132. 久永実木彦『わたしたちの怪獣』
133. 古泉迦十『火蛾』
134. 青木知己『Y駅発深夜バス』
135. 加納朋子『スペース』
136. 津原泰水ルピナス探偵団の当惑』
137. 倉知淳『恋する殺人者』
138. 泡坂妻夫『奇術探偵 曾我佳城全集 下』
139. 丸深まろやか『天使は炭酸しか飲まない4』
140. 池田明季哉『アオハルデビル3』
141. 岸本和葉『この青春にはウラがある!』
142. 津原泰水ルピナス探偵団の憂愁』
143. 三秋縋『君の話』
144. 武田綾乃『青い春を数えて』
145. 詠坂雄二『電氣人閒の虞』
146. 詠坂雄二『5A73』
147. 佐藤究『爆発物処理班の遭遇したスピン』
148. 舞城王太郎『短篇七芒星』
149. 井上真偽『アリアドネの声』
150. 紙城境介『シャーロック+アカデミーLogic.1 犯罪王の孫、名探偵を論破する』
151. 衣笠彰梧ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編9.5』
152. 初鹿野創『彼とカノジョの事業戦略 〜"友達"の売り方、教えます。〜』
153. 緒二葉『ママ友と育てるラブコメ3』
154. 王谷晶『君の六月は凍る』
155. 宮田眞砂『夢の国から目覚めても』

2023年下半期
7月
156. 久青玩具堂『まるで名探偵のような 雑居ビルの事件ノート』
157. 井上悠宇『不実在探偵の推理』
158. 逸木裕『世界の終わりのためのミステリ』
159. 深沢仁『眠れない夜にみる夢は』
160. こざわたまこ『教室のゴルディロックスゾーン』
161. 木ノ歌詠『幽霊列車とこんぺい糖 新装版』
162. 西条陽『わたし、二番目の彼女でいいから。6』
163. 森バジル『ノウイットオール あなただけが知っている』
164. 鴨志田一青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』
165. 青崎有吾『アンデッドガール・マーダーファルス4』
166. 武田綾乃響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』
167. ホリー・ジャクソン『卒業生には向かない真実』
168. 竹宮ゆゆこ『心臓の王国』
169. 米澤穂信『可燃物』
170. 武田綾乃響け!ユーフォニアム2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏』
171. 武田綾乃響け!ユーフォニアム3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機』
172. 武田綾乃響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話』
173. 武田綾乃『立華高校マーチングバンドへようこそ 前編 響け!ユーフォニアムシリーズ』
174. 武田綾乃『立華高校マーチングバンドへようこそ 後編 響け!ユーフォニアムシリーズ』
175. 『響け!ユーフォニアム 北宇治高校の吹奏楽部日誌』
176. 武田綾乃響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編』
177. 武田綾乃響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編』
8月
178. 武田綾乃響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話』
179. 武田綾乃響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編』
180. 武田綾乃響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編』
181. はやみねかおる『怪盗クイーン 摩天楼は燃えているか バトルロイヤル 後編』
182. 夕木春央『十戒
183. 朝永理人『毒入りコーヒー事件』
184. 零雫『不死探偵・冷堂紅葉 01. 君とのキスは密室で』
185. 武田綾乃『飛び立つ君の背を見上げる』
186. 柳川一『三人書房』
187. 万城目学『八月の御所グラウンド』
188. 西尾維新『ウェルテルタウンでやすらかに』
189. 方丈貴恵『アミュレット・ホテル』
190. 石持浅海『あなたには、殺せません』
191. 川田戯曲『ラノベも俺も好きなギャル』
192. 平坂読『変人のサラダボウル5』
193. さがら総変態王子と笑わない猫。
194. さがら総変態王子と笑わない猫。2』
195. さがら総変態王子と笑わない猫。3』
196. さがら総変態王子と笑わない猫。4』
197. さがら総変態王子と笑わない猫。5』
198. さがら総変態王子と笑わない猫。6』
199. さがら総変態王子と笑わない猫。7』
200. さがら総変態王子と笑わない猫。8』
201. さがら総変態王子と笑わない猫。9』
202. さがら総変態王子と笑わない猫。10』
203. さがら総変態王子と笑わない猫。11』
204. さがら総変態王子と笑わない猫。12』
205. さがら総変態王子と笑わない猫。13』
206. 桂嶋エイダ『ドスケべ催眠術師の子』
207. 初鹿野創『彼とカノジョの事業戦略2 詐欺師は、"嘘"をつかない』
208. 紙城境介『シャーロック+アカデミー Logic. 2 マクベス・ジャック・ジャック』
209. 新馬場新『沈没船で眠りたい』
210. 中西鼎『さようなら、私たちに優しくなかった、すべての人々』
211. 長友一馬『生徒会長との待ち合わせは、いつもホテル。』
212. 河野裕『さよならの言い方なんて知らない。8』
213. 市川憂人『ヴァンプドッグは叫ばない』
9月
214. 荒木あかね『ちぎれた鎖と光の切れ端』
215. 三上幸四郎『蒼天の鳥』
216. しめさば『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 後藤愛依梨 下』
217. 高野史緒グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船』
218. 遠坂八重『怪物のゆりかご』
219. 阿津川辰海『午後のチャイムが鳴るまでは』
220. 井上真偽『ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編』
221. 井上真偽『ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編』
10月
222. 今村昌弘『でぃすぺる』
223. 八重野統摩『同じ星の下に』
224. 森博嗣『情景の殺人者』
225. 平林佐和子/戸塚慶文『アンデッドアンラック ロマンチックな否定者の休日』
226. 斜線堂有紀『本の背骨が最後に残る』
227. 知念実希人『吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ』
228. 青柳碧人『浜村渚の計算ノート10さつめ ラ・ラ・ラ・ラマヌジャン
229. 岸本和葉『この青春にはウラがある!2』
230. 中村あき『好きです、死んでください』
231. 岡本好貴『帆船軍艦の殺人』
232. 岡崎琢磨『鏡の国』
233. 津原泰水『夢分けの船』
234. M・W・クレイヴン『グレイラットの殺人』
235. 古野まほろ『天帝のはしたなき果実』
236. 似鳥鶏唐木田探偵社の物理的対応』
237. 古野まほろ『探偵小説のためのエチュード「水剋火」』
238. 白鳥士郎りゅうおうのおしごと!17.5 〜天ちゃんのおしごと!〜』
239. 白鳥士郎りゅうおうのおしごと!18』
240. 詠井晴佳『いつか憧れたキャラクターは現在使われておりません。』
241. 衣笠彰梧ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編10』
11月
242. 御宮ゆう『カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています8』
243. 古野まほろ『絶海ジェイル Kの悲劇'94』
244. 古野まほろ『探偵小説のためのゴシック「火剋金」』
245. 古野まほろ『探偵小説のためのヴァリエイション「土剋水」』
246. 米澤穂信『愛蔵版<古典部>シリーズII クドリャフカの順番遠まわりする雛
247. 四季大雅『バスタブで暮らす』
248. 四季大雅『わたしはあなたの涙になりたい』
249. 古野まほろ『探偵小説のためのノスタルジア「木剋土」』
250. 古野まほろ『探偵小説のためのインヴェンション「金剋木」』
251. 凪木エコ『かまって新卒ちゃんが毎回誘ってくるその3 ねえ先輩、これからもずっと一緒にいちゃダメですか?』
252. 北沢陶『をんごく』
253. 青崎有吾『地雷グリコ』
12月
254. 藤つかさ『まだ終わらないで、文化祭』
255. 紙城境介『継母の連れ子が元カノだった11 どうせあなたはわからない』
256. 楠谷佑『案山子の村の殺人』
257. 虚淵玄Fate/Zero 1 第四次聖杯戦争秘話』
258. 虚淵玄Fate/Zero 2 英霊参集』
259. 虚淵玄Fate/Zero 3 王たちの狂宴』
260. 虚淵玄Fate/Zero 4 散りゆく者たち』
261. 虚淵玄Fate/Zero 5 闇の胎動』
262. 虚淵玄Fate/Zero 6 煉獄の炎』
263. 榛名千紘『この△ラブコメは幸せになる義務がある。4』
264. 眞田天佑『多元宇宙的青春の破れ、唯一の君がいる扉』
265. 榛名丼『レプリカだって恋をする。2』
266. 雨森たきび『負けヒロインが多すぎる!6』
267. 八目迷『ミモザの告白4』
268. 榛名丼『レプリカだって恋をする。3』
269. 道造『彼女でもない女の子が深夜二時に炒飯作りにくる話』
270. 野宮有『どうせ、この夏は終わる』
271. 西条陽『少女事案 炎上して敏感になる京野月子と死の未来を猫として回避する雪見文香』
272. 白鳥士郎りゅうおうのおしごと! 盤外編1』
273. 零雫『不死探偵・冷堂紅葉 02. 君に遺す『希望』」
274. 夜方宵『探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。』
275. 三船いずれ『青を欺く』
276. 暁社夕帆『先生も小説を書くんですよね?』
277. 之雪『攻略できない峰内さん』
278. アサウラベン・トー7 真・和風ロールキャベツ弁当280円』
279. アサウラベン・トー7.5 箸休め 〜Wolves, be ambitious!〜』
280. アサウラベン・トー8 超大盛りスタミナ弁当クリスマス特別版1250円』
281. アサウラベン・トー9 おかずたっぷり!具だくさん!香り豊かな欧風カレー弁当すぺしゃる305円』
282. アサウラベン・トー9.5 箸休め〜濃厚味わいベン・トー〜』
283. アサウラベン・トー10 恋する乙女が作るバレンタインデースペシャル弁当350円』
284. アサウラベン・トー11 サバの味噌煮弁当【極み】290円』
285. アサウラベン・トー12 デザートバイキングプライスレス』

『終物語』「ひたぎランデブー」からみる『戦物語』

『戦物語』を『終物語』収録の「ひたぎランデブー」から読み解いてみようと思う。両作ともに根幹に触れるネタバレはあり。

さて、「ひたぎランデブー」デートの最初の場面では免許を取って暦を驚かせているのだが、その理由は「吸血鬼」であるがためのサポートであるからだ。将来を見据えての彼女の行動は愛おしい。が、この時点ですでに忍野忍阿良々木暦を切っても切り離せないということを彼女自身は考えていたのではないだろうか。

『戦物語』は阿良々木暦戦場ヶ原ひたぎが新婚旅行に行く物語だ。そこにはもちろん忍野忍もいる。この旅行で暦はひたぎに忍を養子にしようということを考えていることを打ち明けようとする。そう考えていたもののカウンターでひたぎにそっくりそのまま返される。私自身このシーンを読んだ瞬間が印象に残りすぎていて忘れられない。個人の感想はさておき、そうやはりひたぎは忍野忍のことを考えているのである。ではいつから?となり、この「ひたぎランデブー」を持ってきた次第である。

思えばこのように「ひたぎランデブー」が『戦物語』に通ずる点があり、その中で特に感じたのは「名前」に関する部分だ。『戦物語』はその道中で誰々と誰々が結婚して名字が変わったらどうなる?で言葉遊びも踏まえて物語が展開されていく。そしてそれはこれまでこの物語シリーズを読んできた読者に向けての一種のファンサービスでもある。この中で戦場ヶ原ひたぎに注目して「名前」について考えてみる。

ここでまた「ひたぎランデブー」に戻り、これは戦場ヶ原ひたぎ阿良々木暦に「ひたぎ」と呼ばれたいがための物語でもある。彼女にとっては名前で呼ばれることが最も恋人らしいことで、でも性格ゆえにストレートには要求できない。なので回りくどいデートを強いていて、それがまた彼女の可愛らしい一面であると思う。この物語からひたぎが「名前」を大切にしていることが伺える。

「ひたぎ」「暦」と呼び合う仲になって大学生を経て『戦物語』での新婚旅行。ついにひとつの家族になり、その名前もひとつになろうとしている。彼女にとってこれは忘れられない一生涯のイベントになったであろう。

と、ここまで書いてきたところで『戦物語』のラストである。この作品でこれまでずっと「名前」について描かれてきたにも関わらず、最後に一家離散そして名前すら失うという事態に陥る。何とも壮大な前振りで、このためのこの物語かと撃ち抜かれた。ファミリーシーズン、初っ端から引き込まれてしまった。また、この状況になったことでまた別作品の考察が進むことになるのだがそれはまた別の話。

ずっと戦場ヶ原ひたぎ阿良々木暦を見続けてきたのだなと。「ひたぎランデブー」はひたぎがひたすら可愛いし、『戦物語』はそんなひたぎが全面に出ていてひたぎ推しとしてはたまらない物語でした。

 

 

頭の中でずっと「名前」に関して『戦物語』を書きたいと思っていたので、やっと何となくそれを形にしました。もっと他にもやりようはあって、コミカライズ版『化物語』とかとの関連性もまた素晴らしい。というかこのコミカライズがひたすら素晴らしい。来年も物語シリーズ新作を読みたいものだ。

真賀田四季サーガと対比する『空の境界』

Twitterに書きなぐっていたものをまとめたものにしようと思って書き始めてみる。

多少ネタバレあるかも。

タイトルは書いたままであるけれど、実際には森博嗣的観点から見た『空の境界』ということを書こうとしてこういうことになっている。森博嗣であれば何回か読んでいるため解釈しやすいかなと思った次第である。なのでメインは森博嗣側になる。

 

そもそも真賀田四季サーガと呼んでいるのは私しかいないだろうと思っているので、それはなにかと述べておくとS&Mシリーズから始まる真賀田四季が登場する(関係する)すべてのシリーズのことを便宜的に読んでいる。具体的にはS&M, V, 四季, G, X, W, WW, 百年、のことを総称している。

 

で、ここからはTwitterに書いたことの焼き直しになっていくのだが、基本的には空の境界での登場人物との対比を取っていく形になる。

 

真賀田四季両儀式

このふたりは似て非なる存在であると考える。

すべてがFになる』で真賀田四季の魅力に初めて触れることになるわけだが、この時点ですでにその魅力に取りつかれるのである。しかし、面白いことにシリーズが進むにつれてその魅力というものが曖昧なものへと変化していきどんどん四季という存在がわからなくなっていくのである。それでもなお一冊一冊だけに限れば魅力は維持されているし、彼女の名前が出てくるたびに読者は手のひらで踊らされ狂わされるわけだが、シリーズ通して考えてみると結局彼女はいかなる存在なのかわからないのである。

一方で、両儀式は最初の時点で謎しかない存在でありわかりやすく魅力をまとったキャラではないと思っている。しかしながら、読み進めていくうちにそのヒロイン性というものがどんどん浮彫りにされていき、最後までたどり着くとメインヒロインたる振る舞いしかしていなかったと気づかされる。そう、普通の女の子なのである。

真賀田四季は一目で魅了するカリスマ的存在でありながら文章により肉付けされていけばいくほど本質が見えなくなっていくものであるのに対し、両儀式は全くわからない状態から世界観を理解しつつ読み進めるとその魅力が徐々に解体されてシンプルなものになっていく、という点で異なっているのであう。

四季はそれぞれの季節にある魅力を感じられるものの一年通した魅力は何かと言われればすぐには答えられない。式は方程式と捉えると最初はわからない変数を徐々に分解して解いていくことで解が求まりその魅力が伝わってくる。四季と式での対比である。

では、真賀田のほうで考えると勾玉というとらえ方をしたときに陰陽を表しており、これは両儀と意味が一致する。両儀のほうの陰陽はこれを式と捉えることで解が求められるようになりヒロイン性が浮き彫りになる。一方で真賀田の勾玉の陰陽は四季を繰り返し繰り返すことで性別および肉体を超越した存在へと導かれていく。実際に『すべてがFになる』のひとつのトリック部分は性別によることを利用しているところもあって、最初はまだ性別にこだわっていそうにも思う。これはシリーズ進みWとかWWシリーズではもうそんなものは興味ない、考えることでもない、という考えに変わっていると思う。四季が100年以上移り変わった先の考えである。『四季 春』『四季 夏』時点でも性別にこだわっていそうなので、やはり移り変わりどんどんよくわからない存在になっているかなと。

物語の軸に据えられた人物であることは両者とも変わらないものの、シリーズが進むにつれて捉え方が変わってくる、という点で似て非なる存在と考えた次第である。

 

黒桐幹也犀川創平

そんな彼女たちの魅力を語るに欠かせない男性からの視点を述べる。

黒桐幹也はあっけらかんとして何事にも動じない存在でだからこそずっと両儀式の横に並ぶことができ、それ故にわからなかった魅力がどんどん我々読者に伝わってくるのである。

犀川創平も何事にも動じない存在であることは同じである。彼自身も最初は真賀田四季の魅力に興味を持ち、会うことを切望していた。しかし触れていく内にやはり相容れない存在であることを彼自身も感じ、四季とは別の道を歩んでいると思う。実際、Gシリーズの犀川先生は全く事件を解くことに興味がない。解いていないわけではなく真相にたどり着くのは最速だが。だから四季は四季としてそれほど犀川先生の執心対象になっていないように思う。どちらかといえば西之園萌絵のほうに振り回され気にしていると思う。だからこそS&Mシリーズはラブコメなのであるが。

なので、ずっと横にいるか、興味対象から外れてそういう存在として傍から見ているか、であると思う。

 

西之園萌絵

犀川創平視点ではなく西之園萌絵であればどうか。彼女はもうずっと真賀田四季の影を追い続けていたと思う。四季に魅力は感じる、だが不気味すぎて理解できない自分がいるのが悔しくて彼女を理解しようと努めていたと思う。このあたりはS&Mシリーズで躍起になって事件を解決しようとする西之園萌絵の考え方に共通していると思う。この時点での彼女はわからないことに対してわかるところまで考え理解する姿勢を取っている。そんな彼女もシリーズが進むにつれて謎を解くことに興味が薄れていきGシリーズのある一冊の時点でもう吹っ切れるようになる。ここから先、萌絵もまた犀川先生と同様に理解したいとおもう対象から外れるのだと思う。おふたり末永くお幸せに。

この初期のころの萌絵のことは加部谷恵美に受け継がれているが、加部谷は四季とはそれほど関わっていないので萌絵ほどではない。事件に関しては解きたい気持ちが勝っていると思うが。それは"彼"と話したいがためか?。ここら辺は関係ないのでGシリーズを詳しく解体するときに任せるとして、とにかくシリーズ後期?にあたるGシリーズ時点でもう真賀田四季の魅力は明確には見えないものになっているのである。

 

以上です。ほぼ森博嗣のことしか後半語っていませんねこれ。

WWシリーズ新刊が2023年4月に出ます。

『君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did you See?』

両儀式の分割された人格からこのタイトルを紐解くのも良いのではないでしょうか。

 

 

 

名刺代わりのマンガ100選

最後にマンガ100選を。誤字はご了承を(今回は特に酔いがまわっているので......)


1. 村田雄介/稲垣理一郎アイシールド21
この漫画なしにわたしを語ることはできない

2. 久保帯人BLEACH
アニメくそ楽しみ

3. 福地翼うえきの法則
正義を貫け

4. 天野明『家庭教師ヒットマンREBORN!』
未来編が始まったときのわくわく感たるや

5. 雷句誠『金色のガッシュ!!』
涙枯れるまで

6. 赤坂アカかぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』
これもはまりすぎている

7. 尾田栄一郎ONE PIECE
新世界編までは完璧に語ることができる

8. 岸本斉史NARUTO
綱手編のラストめちゃ好き

9. 河下水希いちご100%
東城綾です

10. 河下水希初恋限定。
山本岬!!!!

11. 暁月あきら/西尾維新めだかボックス
球磨川禊とかいうカリスマ

12. 許斐剛テニスの王子様
なんだかんだで好き

13. 許斐剛『新テニスの王子様
テニプリからの成長がめちゃ好き

14. 冨樫義博HUNTER×HUNTER
G.I.編ドッジボール

15. 藤巻忠俊黒子のバスケ
ゾーン真似するよね

16. 大場つぐみ/小畑健DEATH NOTE
実写映画も好き

17. ほったゆみ/小畑健ヒカルの碁
はやすぎた名作

18. 浅倉秋成/小畑健『ショーハショーテン!』
めちゃ面白い

19. 馬上鷹将/末永裕樹『あかね噺』
めちゃ面白い

20. 三浦糀『アオのハコ』
ダブルヒロインの強さ

21. 筒井大志ぼくたちは勉強ができない
エンディングは攻めました

22. 佐伯俊/附田祐斗食戟のソーマ
四宮先輩にケンカうったところ異常に盛り上がった

23. 松井優征魔人探偵脳噛ネウロ
初期のミステリ好き

24. 松井優征暗殺教室
毎週楽しく読んでた

25. 大場つぐみ/小畑健バクマン。
アンケ制度の勉強になった

26. 川田『火ノ丸相撲
シンプルに激熱

27. 濱田浩輔はねバド!
荒垣なぎさめちゃ好き

28. 濱田浩輔『パジャマな彼女』
好きだったけど残念ながら

29. 叶恭弘エム×ゼロ
女の子たちもかわいい

30. Boichi/稲垣理一郎『Dr. STONE』
理系であれば

31. 宮原るり『ぼくらはみんな河合荘』
変ショリはわたしの仕事

32. 椿いづみ月刊少女野崎くん
笑える四コマ

33. 篠原健太SKET DANCE
ミステリでもある

34. 篠原健太『彼方のアストラ』
謎が解かれる瞬間が良い

35. 篠原健太『ウィッチウォッチ』
めちゃくちゃ笑わされてる

36. 高津カリノWORKING!!!
定番中の定番

37. 高津カリノサーバント×サービス
圧巻のくっつき

38. 高津カリノ俺の彼女に何かようかい
たったひとつの障害でみんなが不幸になっている展開が良い

39. 横田卓馬背すじをピン!と鹿高競技ダンス部へようこそ〜』
青春描くの上手い

40. 横田卓馬/伊瀬勝良『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』
マジックがわからなくても青春が突き刺さる

41. 横田卓馬ポンコツ風紀委員とスカート丈が短いJKの話。』
良きラブコメ

42. YOKO/伊瀬カツラ『オナニーマスター黒沢
黒いアオハル

43. ヒロユキ『マンガ家さんとアシスタントさんと
この時期こういうの読むのにはまってた

44. ヒロユキ『アホガール
あほすぎる

45. ヒロユキ『カノジョも彼女』
主人公あほだよね

46. 氏家ト全生徒会役員共
高度な下ネタ全開

47. 吉河美希山田くんと7人の魔女
これぞラブコメミステリ

48. 吉河美希カッコウの許嫁』
瀬川さん推し

49. 春場ねぎ『五等分の花嫁』
これもラブコメミステリかも

50. 横槍メンゴ/赤坂アカ『【推しの子】』
有馬かなめっちゃ良いよ

51. コトヤマ『だがしかし』
ほたるさんではなくさや師派

52. コトヤマ『よふかしのうた』
最近の流れ変わってからも超好き

53. 福地翼サイケまたしても
主人公のダークな考え方好き

54. 福地翼ポンコツちゃん検証中』
能力使ってのラブコメ

55. 高橋留美子めぞん一刻
主人公クズだけど古き良き

56. 木尾士目げんしけん
オタクの夢だよ

57. 木尾士目『はしっこアンサンブル』
男女交わればのラブコメも良いがそもそも天才がいる時点で好き

58. 石黒正数それでも町は廻っている
日常に雰囲気が好き

59. 山口つばさ『ブルーピリオド』
矢口八虎のくそ真面目に挑む姿に惚れる

60. 絹田村子『数字であそぼ。』
クズなようでしっかりと取り組んでいるけどやっぱりクズかも

61. 本田『ほしとんで』
これこそかなり真面目に取り組んでいて良い

62. 山本アリフレッド『理系が恋に落ちたので証明してみた。』
ぶっとんでるけどラブコメ

63. 大武政夫ヒナまつり
この漫画のクズ以外の人物を探すのが困難

64. 藏丸竜彦『数学ゴールデン』
この漫画はほんとに出会ってよかった

65. 柏原麻実宙のまにまに
純粋にあこがれる

66. 澤井啓夫ボボボーボ・ボーボボ
友達とめっちゃ話した

67. 若林稔弥徒然チルドレン
甘酸っぱいよね

68. 天乃忍ラストゲーム
負けヒーローが良い

69. 甲斐谷忍LIAR GAME
このゲームには必勝法がある

70. 芥見下々『呪術廻戦』
五条悟解放されてくれ

71. 眉月じゅん『九龍ジェネリックロマンス』
ホワットダニットロマンスストーリー

72. 古屋庵/るーすぼーい『無能なナナ
ド直球に特殊設定ミステリ

73. 久世蘭『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』
シンプルにかわいい

74. 宮島礼吏『彼女、お借りします』
どれだけ泣かされたことか

75. 内藤マーシー『甘神さんちの縁結び』
特殊設定ラブコメ

76. 平本アキラ監獄学園
自分の欲望に忠実だよね

77. 福田晋一『その着せ替え人形は恋をする』
五条くん応援

78. 龍幸伸『ダンダダン』
たまにくるすべて完璧回がやばすぎる

79. 田辺イエロウ結界師
良く真似した

80. 田島列島『水は海に向かって流れる』
しみじみと良い

81. 田島列島子供はわかってあげない
これもしみじみと良い

82. 松本大洋『ピンポン』
主人公がスイッチするのが良い

83. 武井宏之シャーマンキング
なんとかなる

84. 五十嵐正邦川柳少女
このあたりからマガジンのラブコメ漁り始めた

85. 桜井のりお『僕の心のヤバイやつ』
最近が甘すぎる

86. 赤坂アカ『IB -インスタントバレット-』
これも惜しい名作

87. 此ノ木よしる『変女〜変な女子高生 甘栗千子〜』
だからこういうのにハマってしまうのは

88. 施川ユウキバーナード嬢曰く。
読んだら積読が増える

89. よしだもろへいなり、こんこん、恋いろは。
恋する乙女たちが刺さる

90. 斉木久美子『かげきしょうじょ!!』
スピンオフの完成度も高すぎる

91. つるまいかだ『メダリスト』
司先生への愛が良いよ

92. 和山やま『女の園の星』
学級日誌の話が好き

93. 和山やま『カラオケ行こ!』
急に笑わされるからずるい

94. オダトモヒト古見さんは、コミュ症です。
!?!?!?!?!?

95. 神海英雄『SOUL CATCHER(S)
なかなかぶっ飛んでて好きだった

96. 麻生周一斉木楠雄のΨ難
なんだかんだでみんな良いやつなのが好き

97. タスクオーナ/米澤穂信氷菓
どこまでコミカライズされるか期待

98. 片瀬茶柴/城平京『虚構推理』
小説追い越したりなどこちらも見逃せない

99. 大暮維人/西尾維新化物語
原作の良いところを上手く応用している

100. 戸塚慶文『アンデッドアンラック』
ここまで見てきた人ならこの漫画に私がどれだけ狂わされているかわかっていることでしょう

【感想】
以上です。
今度は作品絞って語りつくすブログも書いてみたいものです。
300点中240点以上でほたるさんマスターです。
何かよいことがいつか起こるかもしれません。

名刺代わりのライトノベル100選

力尽きつつも100選びました。
誤字脱字はご了承を。
 
人生で初めて読んだラノベ。良さがここに詰まっている。
 
面白すぎて初めて一気読みした作品。
 
悪魔に転生して落ちこぼれ状態から努力で駆け上がる激アツ。
 
4. 石踏一榮『ハイスクールD×D10 学園祭のライオンハート
この瞬間をどれだけ待ち望んでいたことか。
 
5. 石踏一榮『ハイスクールD×D12 補習授業のヒーローズ』
絶望すぎて先に進むしかなかった。
 
6. 竹宮ゆゆことらドラ!』シリーズ
後半がめちゃくちゃ辛い。
 
7. 竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム』シリーズ
大学生めちゃくちゃ楽しそうだよな。
 
夢の国には現実しかない。続刊……
 
こんなものでも青春がある。
 
影の薄いメインヒロインが強い。
 
私たちの失われた夏がここに。
 
作中何度この作品に泣かされたことか。
 
13. 鴨志田一青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
1巻でまとまりすぎてて既に怖い。
 
14. 鴨志田一青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』
絶望して先に進むしかなかった。
 
15. 鴨志田一青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』
流れが完璧すぎて唖然とすると共に涙が涸れた。
 
16. 紙城境介『継母の連れ子が元カノだった5 あなたはこの世にただ一人』
東頭いさな……
 
17. 紙城境介『継母の連れ子が元カノだった9 プロポーズじゃ物足りない』
シリーズ今のところ最高傑作。
 
綾小路清隆の不気味が極まってる。
 
2年生編はアタリの巻めちゃくちゃ多い。
 
20. 木緒なち『ぼくたちのリメイク』シリーズ
モノを作るアツさ。
 
壊れたジョーロは使えない。
 
22. 河野裕サクラダリセット』シリーズ
浅井ケイが恐ろしすぎる。
 
23. 葵せきなゲーマーズ!』シリーズ
ドタバタ錯綜系
 
この巻は色々ありすぎて情緒がめちゃくちゃにされる。
 
25. 静月遠火パララバ-Parallel lovers-』
パラレルワールドラブミステリ。
 
古き良きラブコメ
 
27. 野村美月『"文学少女"と死にたがりの道化』シリーズ
遠子先輩がいたらなぁ。
 
SFが炸裂する。
 
表現がうますぎる。
 
30. 杉井光神様のメモ帳』シリーズ
たまらなくミステリ。
 
31. 豊田巧RAIL WARS! -日本國有鉄道公安隊-』シリーズ
もし民営化されてなかったら、のドタバタラブコメ
 
32. 園生凪『公園で高校生達が遊ぶだけ』
大爆笑した。
 
33. 杉井光『恋してるひまがあるならガチャ回せ!』シリーズ
めちゃくちゃ好きだが2巻で終わり。
 
ガガガのラブコメは面倒であるからこそ光る。
 
ミステリ上手いんだよ。
 
36. 玩具堂『探偵くんと鋭い山田さん』シリーズ
ミステリ上手いから続刊。
 
37. 古橋秀之『ある日、爆弾が落ちてきて』
至高の時間SF。
 
38. しめさば『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』シリーズ
サブヒロインたちが強い。
 
39. 大澤めぐみ『おにぎりスタッバー』シリーズ
よくわからないが面白いのが持ち味。
 
40. 凪木エコ『お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。』シリーズ
何も考えずに読めるラブコメ
 
41. 酒井田寛太郎『ジャナ研の憂鬱な事件簿』シリーズ
苦々しい青春ミステリ。
 
良きボーイ・ミーツ・ガールからのラストまでホント好き。
 
43. 八目迷『夏へのトンネル、さよならの出口』
忘れられない夏にいつまでも囚われているの好き。
 
44. 松山剛『君死にたもう流星群』シリーズ
ホントに好きだから続刊出てほしい。
 
45. 池田明季哉『オーバーライト』シリーズ
題材も新鮮だし、ちょっとミステリだし、激アツ。
 
46. 渋谷瑞也『つるぎのかなた』シリーズ
女性陣がマジで強い。
 
47. 杉井光『楽園ノイズ』シリーズ
志賀崎伽耶
 
48. 大樹連司『ほうかごのロケッティア
ロケット作り青春って面白いよね。
 
49. 石川博品『ヴァンパイア・サマータイム
手が届かないアオハル。
 
50. 初鹿野創『現実でラブコメできないとだれが決めた?』シリーズ
最後の着地を完璧に決めた。
 
51. 葛西伸哉『世界が終わる場所へ君を連れていく』
滅亡系青春もまた光る。
 
52. 竹町『スパイ教室』シリーズ
極上だ。
 
53. エパンテリアス『隣の女のおかげでいつの間にか大学生活が楽しくなってきた』
理想系。
 
54. 谷川流学校を出よう!』シリーズ
コテコテの良きSF。
 
わかんないよ!
 
56. 高畑京一郎タイム・リープ あしたはきのう』
時間モノはやはり良い。
 
57. 谷川流涼宮ハルヒの直観』
これを涼宮ハルヒでやったのが凄い。
 
58. 有象利路『ぼくたちの青春は覇権を取れない。‐昇陽高校アニメーション研究部・活動録‐』
アニメーションとミステリがうまい具合に融合。
 
59. かめのまぶた『エートスの窓から見上げる空 老人と女子高生』
ミステリ一歩手前のミステリめちゃくちゃ好き。
 
60. 庵田定夏ココロコネクト』シリーズ
こうやって情緒を破壊してくるんだ。
 
61. 庵田定夏『アオイハルノスベテ』シリーズ
前向きに立ち向かっていくのが良い。
 
62. 野村美月『元カノが転校してきて気まずい小暮理知の、罠と恋。』
純愛だよ。
 
63. 紙城境介『ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件』
鮮やかにタイトル回収。
 
64. 玩具堂『好きって言えない彼女じゃダメですか? 帆影さんはライトノベルを合理的に読みすぎる』
もっとこういうの書いてほしい。
 
65. ケンノジ『幼なじみからの恋愛相談。 相手は俺っぽいけど違うらしい』シリーズ
 
1巻のまとまり方良い。
 
67. うさぎやすぽん『キミの青春、わたしのキスはいらないの?』
ずるいまでに青春。
 
68. 大澤めぐみ『6番線に春は来る。そして今日、君はいなくなる。』
真っ当に描かれていて凄い。
 
69. 八目迷『ミモザの告白』シリーズ
心を抉ってくる。
 
70. 西条陽『わたし、二番目の彼女でいいから。』
フォロワーの狂い様もやばい。
 
71. 凪木エコ『かまって新卒ちゃんが毎回誘ってくる ねえ先輩、仕事も恋も教育してもらっていいですか?』シリーズ
これも頭空っぽに読めるから良い。
 
72. 青季ふゆ『美少女とぶらり旅』
1巻しか出てないのが惜しい。
 
73. 丸深まろやか『天使は炭酸しか飲まない』シリーズ
御影冴華のキャラめちゃくちゃ好き。
 
74. 日日綴郎『青のアウトライン 天才の描く世界を凡人が塗りかえる方法』
これも1巻で止まってるのが惜しい。
 
75. 榛名千紘『この△ラブコメは幸せになる義務がある。 』シリーズ
複雑三角関係最高。
 
76. 栗ノ原草介『結婚が前提のラブコメ』シリーズ
結婚とは何かを考えさせられるラブコメ
 
77. 米倉あきら『インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI』
ミステリのるつぼ。
 
78. 飴月『隣の席の元アイドルは、俺のプロデュースがないと生きていけない』
今後に期待の作品。
 
79. 宮入裕昴『スカートのなかのひみつ。』
キャラの動かし方とミステリが良い。
 
80. アズミ『給食争奪戦』
私の好きがここに詰まっている。
 
81. 庵田定夏『僕たち、私たちは、『本気の勉強』がしたい。』
こんなラノベが書きたかった。
 
82. 平坂読『変人のサラダボウル』シリーズ
変人だが有能で好き。
 
83. 緒二葉『ママ友と育てるラブコメ
変人こそガガガ。
 
忘れられない夏のSF。
 
85. アサウラ『小説が書けないアイツに書かせる方法』
ミステリチックに変態。
 
86. 池田明季哉『アオハルデビル』
ファンタジックにヒロインの描き方が良い。
 
ここまできて足りないじゃんという事態に陥ったので上のシリーズからさらに抜粋。
 
本気で走れ。
 
ガチガチの学年末試験
 
去る者からの忘れられぬ言葉。
 
なんだかんだ文化祭が楽しんでいる。
 
本編じゃないのに一番好き。
 
実は弱いところが良い。
 
ひたすら泣いた。
 
「あの夏の21球」が白眉。
 
95. 河野裕サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY』
本編じゃないが「ホワイトパズル」が至高。
 
これ書こうと思って過去の自分の感想読んだだけで泣いた。
 
 
ここから真の姿を見せ始めるのが良い。
 
彼がこういう答えを出すとは思いもしなかった。
 
100. 杉井光『生徒会探偵キリカ』シリーズ
抜けてた。天王寺虎徹一択。
 
【感想】
最初のほうはこれ100個とか無理じゃんとか思っていたが、
最近は単巻ラノベもたくさんあったのでこれで一気に加速できた。
しかし結局足らなかった。
通算にしたら何冊になるでしょうか。
こう見るともうめぼしい長期シリーズは自分の中でなくなってきている。
あとは異世界転生とかそういうのになってしまうからなあ。
あとはマンガだけ。
 

名刺代わりの小説100選

ダダダっと書いていきます。誤字はご了承ください。

 

1. 松岡圭祐万能鑑定士Qの事件簿IX』
映画化もされたモナリザの話が好き。

2. 貴志祐介新世界より
中盤から堕ち始めて読んでて描写が怖いが最後は安心する。

3. 青柳碧人『浜村渚の計算ノート3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理』
番外編のほうがさらにこのシリーズ面白かったりする。

4. 三上延ビブリア古書堂の事件手帖
1巻は分かりやすくミステリとしての入門。

5. 太田紫織櫻子さんの足下には死体が埋まっている
探偵とは毒舌を吐くモノである。

6. 万城目学鴨川ホルモー
こういう大学生活があったのかなぁ。

7. 万城目学『プリンセストヨトミ』
映画含めて当時ハマっていた。

8. 法条遙『リライト』
史上最悪のタイムループ。

9. 笹本祐一妖精作戦
太古のボーイ・ミーツ・ガール。

10. 乾くるみイニシエーション・ラブ
大学生なればこそ。

11. 島田荘司占星術殺人事件
トリックはずっと忘れない。

12. 青崎有吾『体育館の殺人』
謎解きってこうやるのか。

13. 米澤穂信氷菓
苦さが良い。

14. 米澤穂信クドリャフカの順番
奉太郎は動いてない実で動いている。

15. 米澤穂信『王とサーカス』
太刀洗万智の生き方に憧れる。

16. 森晶麿『黒猫の約束あるいは遡行未来』
引っ掛け方が面白い。

17. 似鳥鶏『いわゆる天使の文化祭』
全体の話の流し方と仕掛けが好き。

18. 北村薫『空飛ぶ馬』
日常の謎と言えば。

19. 河野裕『いなくなれ、群青』
よくわからないが文章が好きになった。

20. 河野裕『昨日、星を探した言い訳』
この二人の関係性を丁寧に、斬れ味鋭く描くのが好き。

21. 円居挽『丸太町ルヴォワール』
初恋の話をしましょうか。

22. 円居挽『烏丸ルヴォワール』
懐かしの恋の匂いがする。

23. 円居挽今出川ルヴォワール』
憧れていた人物に並び立つために。

24. 円居挽河原町ルヴォワール』
あなたを愛しています。

25. 知念実希人『久遠の檻 天久鷹央の事件カルテ』
トリックがあり得そうでなところが良い。

26. 早坂吝『双蛇密室』
トリックはなんですかこれは。

27. 市川憂人『ジェリーフィッシュは凍らない』
犯人との対峙シーンが好き。

28. 市川憂人『ブルーローズは眠らない』
犯人の動機に痺れる。

29. 城平京『虚構推理』
辻褄合わせの理屈合わせの推理は好み。

30. 城平京『名探偵に薔薇を』
タイトルが秀逸。

31. 七河迦南『アルバトロスは羽ばたかない』
ミステリ部分もさることながら、ひとりの人物に魅了されるしかない。

32. 加納朋子『いつかの岸辺に跳ねていく』
物語の収束のさせ方が上手い。

33. 加納朋子『空をこえて七星のかなた』
連作の強みが全面に出ている。

34. 浅倉秋成『失恋の準備をお願いします』
大爆笑した。

35. 浅倉秋成『九度目の十八歳を迎えた君と』
登場人物のキャラがめちゃくちゃ良い。

36. 浅倉秋成『六人の噓つきな大学生』
こういうのこそ物語として読みたい。

37. 古野まほろ『臨床真実士ユイカの論理 ABX殺人事件』
真偽ウソホントのロジックが華麗。

38. 古野まほろ『時を壊した彼女 7月7日は7度ある』
イムループに独自のルールを追加した上でロジックが複雑になるのが良い。

39. 石川宏千花『青春ノ帝国』
過去があるから未来はある。

40. 森博嗣すべてがFになる
ここから始まってしまった。

41. 森博嗣カクレカラクリ
一夏の大学生の思い出に。

42. 森博嗣『馬鹿と噓の弓』
なんでこんなの書いてしまったのか。

43. 恩田陸蜜蜂と遠雷
興奮が止まらない。

44. 西尾維新化物語
基本の五人がやっぱり一番好き。

45. 西尾維新クビキリサイクル
これもトリックを忘れない。

46. 西尾維新猫物語(白)』
羽川翼……

47. 有栖川有栖『孤島パズル』
次に続く。

48. 有栖川有栖『双頭の悪魔』
ミステリも好きだが、前巻からの続きの締めが良い。

49. 有栖川有栖『鍵の掛かった男』
ひとりの人物に対してここまでミステリできるとは。

50. 有栖川有栖『捜査線上の夕映え』
あの瞬間はたまったもんじゃない。

51. 村木美涼『箱と、キツネと、パイナップル』
私の大好きが詰まっている。

52. 凪良ゆう『流浪の月』
不思議ながら引き込まれた。

53. 鵜林伸也『ネクスト・ギグ』
こういうミステリが好き。

54. 井上真偽『その可能性はすでに考えた』
続編出てほしい。

55. 井上真偽『恋と禁忌の術語論理』
何やってるかわからないが好き。

56. 相沢沙呼『マツリカ・マトリョシカ
トリックが好きすぎる。

57. 相沢沙呼『medium 霊媒探偵 城塚翡翠
こういうのこそ読んでいて楽しい。

58. 山本弘『世界が終わる前に BISビブリオバトル部』
満を持してのミステリ回。

59. 市井豊『聴き屋の芸術学部祭』
聴き屋になりたい。

60. 彩坂美月『夏の王国で目覚めない』
最後の一行がたまらなく好き。

61. 竹宮ゆゆこ知らない映画のサントラを聴く
絶好調の竹宮ゆゆこ、タイトルも好き。

62. 竹宮ゆゆこ『あなたはここで、息ができるの?』

63. 砥上裕將『線は、僕を描く』
文章とそのひたむきさが好き。

64. 青崎有吾『早朝始発の殺風景』
青春密室。

65. はやみねかおる『そして五人がいなくなる』
どうして名探偵は謎解きをする役なのか。

66. はやみねかおるオリエント急行パンドラの匣
キャラもだけれどトリックも好き。

67. 霧舎巧ドッペルゲンガー宮 《開かずの扉》研究会 流氷館へ』
大学生の青春ミステリもっと欲しい。

68. 霧舎巧『八月は一夜限りの心霊探偵 私立霧舎学園ミステリ白書』
「仕掛け」が良い。

69. 西澤保彦『夢幻巡礼』
一番好きだがシリーズ完結してくれなければ。

70. 櫻田智也『蟬かえる』
全部が白眉。

71. 彩坂美月『向日葵を手折る』
泣いてしかいない。

72. 豊島ミホ神田川デイズ』
大学生のは刺さる。

73. 竹宮ゆゆこ『いいからしばらく黙ってろ』
エネルギーをもって動く人が好き。

74. 阿津川辰海『透明人間は密室に潜む』
全部ミステリとして好き。

75. 阿津川辰海『蒼海館の殺人』
てんこ盛りセットお腹いっぱい。

76. 斜線堂有紀『楽園とは探偵の不在なり』
設定の活かし方が好き。

77. 斜線堂有紀『愛じゃないならこれは何』
綺麗なものなんてなにひとつとしてない。

78. 長沢樹『夏服パースペクティヴ』
綺麗に解けることなんてない。

79. 野﨑まど『タイタン』
働くうえで一番大事なこと。

80. 野﨑まど『2』
タイトル短いがここまでが長い、頭がどうにかなりそう。

81. 連城三紀彦『運命の八分休符』
男女の関係が上手い。

82. 北森鴻『香菜里屋を知っていますか?』
疑問が全て解ける。

83. 小野不由美ゴーストハント7 扉を開けて』
長かったシリーズ解決編、ロジカルで良い。

84. 夕木春央『サーカスから来た執達吏
キャラクターの動かし方とミステリとしての着地が良い。

85. 靖子靖史『ハイライトブルーと少女』
そのお釣りの出し方見たい。

86. 靖子靖史『空色カンバス 瑞空寺凸凹縁起』
悩みを明確に外に出すのは難しい。

87. 八重野統摩『還りの会で言ってやる』
ヒロインの一言が忘れられない。

88. 八重野統摩『ペンギンは空を見上げる』
真相の瞬間に全てが繋がるのがたまらない。

89. 石川宗生『半分世界』
発想を膨らませて描くSFが好き。

90. 柞刈湯葉『重力アルケミック』
やる気なさそうに見えてしっかり学んでいく大学生を見るのが好き。

91. 機本伸司『神様のパズル』
これもまた大学生が頑張るけれども。

92. 村崎友『夕暮れ密室』
謎に捻くれている。

93. 村崎友『風琴密室』
またかよとなったがそこからの巻き返しが好き。

94. 名取佐和子『図書室のはこぶね』
1週間で人は変化する。

95. 高田大介『まほり』
民俗学テーマだがそれ以外のところが異常に良い。

96. 杉井光『この恋が壊れるまで夏が終わらない』
夏終わってくれ。

97. 石持浅海『わたしたちが少女と呼ばれていた頃』
碓氷優佳まわりの女性陣もまた恐ろしい。

98. 石持浅海『彼女が追ってくる』
タイトル回収やばい。

99. 珠川こおり『檸檬先生』
文章が瑞々しい。

100. 向山貴彦『ほたるの群れ 第一話・集』
絶望の中学生生活。

【感想】
10選はすぐなのに100冊はきつい。途中から読者メーターの記録とか辿ったりしているわけですし。でもまぁ大体こんなものだと思います。これラノベとマンガは抜いたんですよね。またどこかで+50選ずつくらいやるかもしれない。